こんにちは。
岡山・倉敷で遺品整理や生前整理を専門とする、ココピアです。
先日、旭東公民館にて、「生前整理のすすめ~より豊かに暮らすために心とモノの整理をしよう~」と題したセミナーで講師を務めさせていただきました。

開催日の5月30日は、偶然にも「ゴミゼロの日」でした。このことにちなんで、セミナーでは片付けを進めるにあたって、3R活動(リデュース・リユース・リサイクル)も意識した内容でお話ししました。

ありがたいことに、今回のセミナーは募集開始と同時に定員30名がすぐに埋まり、多くの方にお断りしたと伺っています。
このことから、生前整理や終活に対して、地域の方々がどれほど関心をお持ちなのかを改めて実感し、今後ますます需要が高まることを肌で感じました。
参加者同士の共感を育むワークスタイル

セミナーでは、今回もグループごとにお席を設定し、初対面の方とも話しやすいスタイルを取り入れました。
ただ話を聞くだけでなく、参加者の方々に積極的にご参加いただけるよう、グループワーク形式で進行。
ワーク:お家の中で捨てたいものは?
ワークでは、「お家の中で捨てたいと思っているもの」とその「理由」について、いくつか発表していただきました。
例えば
- 夫の趣味のものが多くて、妻としては正直しんどいけれど、夫は「死んだら片付けてくれ」と言っていて困る。
- 服や食器、布団など、最低限あれば良いはずなのに、使わないものがどんどん増えてしまう。
- 捨てるのが「もったいない」と感じてしまう。
といった意見が出ていました。
参加者の皆さんがモノに対して抱く価値観や、片付けるタイミング、あるいは「自分が亡くなった後、片付けてくれればいい」という考え方など、本当に様々でしたね。
このワークを通じて、お互いの価値観の違いを認め合えるきっかけになったら嬉しいです。

他人だからこそ、「うんうん、そうだね」「それも大切だね」と共感し合えることもあります。
ですが、これが家族など近い存在だと、なかなか本音を言えなかったり、受け入れてもらえなかったりすることもありますよね。
ココピアの事例から学ぶ生前整理

参加者の皆さんと様々な価値観を話し合った後半は、ココピアで実際にご依頼いただいた生前整理や遺品整理の事例をご紹介しました。
- お客様がどのような想いで片付けをされたのか
- 実際の費用はいくらくらいかかるのか
など、具体的なお話しをさせていただきました。
皆さん、とても真剣に耳を傾けてくださり、その熱心な姿に私たちも身が引き締まる思いでした。
今回のセミナーが、参加者の皆様にとって、より豊かな未来へ向けた「心とモノの整理」について考える良いきっかけとなれば幸いです。
このたびはご縁いただき、ありがとうございました!