こんにちは。
岡山・倉敷で遺品整理や生前整理を専門とする、ココピアです。
先日6月27日(金)に、岡山市立光南台公民館様にて「生前整理のすすめ」セミナーに登壇させていただきました。

こちらは毎年開催されている「さんかくウィーク」の一環としてご依頼いただいたもので、「より豊かに、いきいきと生きるための生前整理について聞きたい」という地域の方々からのご要望が多かったと伺っています。
地域の方々から「より豊かに、いきいきと生きるための生前整理について聞きたい」という熱いご要望をいただき実現したこのセミナーは、当日は満員御礼、当日飛び込みで参加される方もいるほどの大盛況となりました。
お問い合わせも多数いただいたと伺い、皆さんの「生前整理」への関心の高さを改めて実感しました。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございます!
「あなたにとって本当に大切なものは?」
セミナーでは、「なぜ、私たちはモノが捨てられないんだろう?」「大切にしている『もったいない』という言葉、その本当の意味って?」といった素朴な疑問から、元気なうちに「モノ」と「心」を整理することの大切さをお伝えしました。

特に盛り上がったのが、『あなたが大切にしているもの、捨てたいけど捨てられないもの』をテーマにしたワークショップの時間です。
「30人いれば、30通りの価値観」という言葉の通り、皆さんの正直な想いを共有する時間は、私自身にとっても多様な考え方に触れる、大変貴重な学びの機会となりました。
災害時に持ち出した、たった一つのもの
実は、セミナー開催の少し前、近くで起きた山火事の影響で、こちらの公民館が避難所になったそうです。

多くの方が、実印や通帳、権利書といった貴重品を持って避難される中、ある方が「家族の思い出が詰まった写真アルバム」を抱きしめるようにして持ってこられた、と伺いました。
そのお話を聞いて、ハッとさせられました。
災害という極限の状況で、人が本当に「大切」だと感じるもの。
それは、お金や権利と同じくらい、あるいはそれ以上に、「思い出」や「家族との絆」なのかもしれません。

私の家にも、何冊もの分厚いアルバムがあります。
「災害時に備えて写真をデータ化しなきゃ」と頭では分かっていても、日々の忙しさで後回しに…。
でも、時間に少し余裕ができた今だからこそ、スマホやタブレットで大切な写真を撮り直してデジタル化しておく…そんな「未来の自分と家族を助ける準備」もできるのかもしれませんね。
生前整理は、未来を輝かせるための準備
生前整理は、単なる「片付け」や「終活」ではありません。
これまでの人生を慈しみ、これからの人生をより豊かに、自分らしく生きるための準備です。

今回ご参加くださった皆様が、ご自身と、そしてご家族の価値観と向き合い、これからの人生をさらに輝かせるヒントを見つけていただけたなら、これほど嬉しいことはありません。
この度の素晴らしい機会をくださった光南台公民館の皆様、そしてご参加いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。

講師:株式会社ココピア 藤原 真由美
生前整理・お片付けに関するセミナー、講演のご依頼を承っております。
地域の集まりや企業研修など、ご要望に合わせて内容をカスタマイズ可能です。お気軽にお問い合わせください。