その他

散骨って環境汚染になる?

亡くなったら海に散骨してほしい、という方は結構いるのではないでしょうか。

近頃は少子化の影響もあり、立派なお墓を建てても男の子供に恵まれなくて無縁仏になってしまうのを防ぐために、
あえてお墓を残さないという選択肢を選ぶ人が増えています。

永代供養墓に納骨する方法もありますが、縁もゆかりのない人と合祀されることに抵抗を感じる人も少なくありません。

近頃は高齢化社会が進み終活の一環として生前にご自身の意思を伝えておく人も増えています。

そして、亡くなった後は遺骨を大好きな海原に散骨して欲しいという希望を持つ人は少なくありません。

一方で環境汚染に敏感な風潮もあり、最近は散骨は環境汚染になるイメージがあり避けている方もいると思います。

しかし骨の主成分はリン酸カルシウムなので環境破壊につながることはありません。

また、海洋散骨を請け負う専門業者も散骨する場所には配慮していて、撒くときには自主的に粉末状にして水に溶ける紙に包み、それでも沖に打ち上げられることがないように沖合いまで船を出し、
漁場にも重なることがないように場所を選んでいます。