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今さら聞けない、通夜と告別式の違いとは?

通夜、告別式

一般的には、夜に行われるものが通夜で、翌日に行われるものが告別式というように思われていますが、本来の意味をご存知でしょうか。
 
通夜とは、故人様と親しかった人たちが別れを惜しむ儀式のことです。夜の間灯りをつけたまま故人様の冥福を祈り、故人様の傍で過ごします。
 
告別式とは、故人様に縁のある人たちが、最後の別れを告げるための儀式のことです。
友人や知人等は本来、告別式に参列する形になります。
 
本来、通夜は親しかった人たちだけが行う儀式だったため、
友人や知人は告別式に参列すべきでしたが、最近では告別式に参列できない場合、通夜に参列するケースが増えています。
この場合も失礼には当たりませんので、ご安心下さい。
 
ただ、通夜も時間が決まっていますので、終了前までに行きましょう。
もし間に合わない場合は、ご遺族に迷惑がかかるため、告別式だけの参列にしましょう。
 
告別式の場合は遅れたり抜けたりしないのがマナーですので、余裕を持って行きましょう。
万が一遅れてしまった場合は、読経中には入らずに一段落してから入るようにしましょう。
 
香典を渡すタイミングは、儀式が一段落した時点ですが、ご遺族は忙しいため手短にお詫びを伝えて、香典を渡しましょう。
 
告別式と比べて通夜の方が短時間で、多少遅れても参列しやすいこともあって、最近は通夜に参加するケースが一般的となってきたようです。