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◯四十九日という言葉の由来をご存知ですか?

四十九日という言葉をご存知でしょうか?

四十九日とは、人が亡くなってから来世へ転生する準備期間のことをいいます。

亡くなられたご本人もそうですが、のこされたご家族も悲しみにくれて、日々どうしようもなくなったり、気力を失う方も多いはずです。

そんな心の整理を、四十九日の間にします。

だんだんと親しい人の死を静かに受け入れ、気持ちを落ち着かせるための、とても大切な期間なのです。

のこされた者が毎日悲しんでばかりでは、死者も次の来世に進むことができませんし、死者はこの世とあの世の間を彷徨っていると言われています。

それだけ大切な期間だということもわかります。

そしてやっとこの期間を経て、死者は極楽浄土にたどり着くことができます。

宗教的な違いがもちろんありますが、この期間は誰もが故人を偲び、静かに送ってあげたい気持ちは一緒だと思います。

四十九日の由来ですが、お釈迦様が菩薩樹の下で49日間瞑想した果てに悟りを開いたと言われています。

そのことが語り継がれています。

落ち着いたら死者がのこした、大切な品物の整理を思い出しながら、気持ちを込めて片付けてあげてください。