こんにちは。
岡山・倉敷で遺品整理や特殊清掃を専門とするココピアです。
NHK「クローズアップ現代」孤独死特集を見て
昨日放送されたNHK「クローズアップ現代」では、孤独死の現実が特集されていました。
(5/20までは公式ホームページにて、冒頭1分間の映像がご覧いただけるようです。もし良ければご覧ください)
従来は中高年の男性や高齢者が多いとされてきた「ゴミ屋敷」や孤独死ですが、今は20~30代の若い世代にも増えているという事実に、胸が締めつけられる思いでした。

私たち株式会社ココピアは、岡山県内を中心に遺品整理や特殊清掃の現場に日々向き合っています。
故人さまが生きた証を大切にしながら、ひとつひとつのお品物や空間に心を込めて向き合ってきました。

お一人だった方の「最期」を想う心

特殊清掃や遺品整理は、決して”事務的”な仕事ではありません。
特に、おひとりで生涯を終えられた方のお片付けには、他では伝わらない重みと責任があります。

私たちは「たった一人で旅立たれた方にも、必ず想ってくれる誰かがいる」――その気持ちで、職場のスタッフ一同、最期の空間をきれいに整え、お見送りさせていただいています。
20~30代に広がる孤独――「居場所の難しさ」を実感しています

報道で取り上げられる孤独死は、中高年だけでなく、今や若い方たちにも及んでいます。
家族や地域、職場や学校…「どこにも居場所を見つけられない」と感じてしまう方がいるのではと、現場で作業しながら考えることも増えています。
今、地域ではさまざまな「居場所づくり」の取り組みが行われていますが、私たち自身も、20~30代の方たちが本当に求めている場所やつながりとは何なのか――その答えを探し続けたいと思う機会となりました。
一筋縄ではいかないと思いますが、なにかお役に立てることがあればと思っています。
ココピアとして、今できることとは

私たちが直接お手伝いできるのは、「事後」の作業かもしれません。
それでも一人ひとりの人生に寄り添い、最期のお片付けを通じて心を込めて社会とつながる。
これからも、「片付け」を通じて、どんな世代でも「居場所」を感じられる社会への一歩につながるように、小さなことからでも自分たちにできることを探し続けていきたいと考えています。
もし心に引っかかること・不安がある方、ご家族のことでお悩みのある方――どうぞ一人で抱え込まず、気軽にご相談ください。
お話を「聴く」ことから始めたいと思っています。
誰一人、孤独な最期にしない社会へ。ココピアは今日も、心をこめて現場と向き合っています。
※個人情報・ご相談内容は秘密厳守で対応しています