その他

いざというときに役立つ知識⑴

在宅医療,終末,

高齢社会が広がるにつれ、最近は、住み慣れたご自宅で最期を迎えることを希望する方も増え、在宅での終末医療の体制も整いつつあります。
今回は自宅で亡くなった場合を紹介していきたいと思います。

ご自宅で療養中の方が危篤状態に陥った場合はもちろんですが、心肺停止などに襲われ、万一息を引き取ってしまった場合でも、まずは直ちにかかりつけの医師に連絡し来てもらうか、かかりつけの医師がいない場合でも119番通報をして救急車で病院へ運んでもらった後、医師に死亡を確認してもらいましょう。
医師が確認して死亡を宣告しない限り、正式に死亡とは認められません。
かかりつけの医師によって死亡が確認されたら、死亡診断書を書いてもらいます。

特に在宅療養はしておらず、普通に生活していた人が突然死や宅内での事故、死亡原因がわからない場合、あるいは自死などで死亡した場合は、遺体を動かしたり移動したりせず、すぐに警察に連絡します。
この場合、死亡診断書の代わりに死体検案書を貰います。

なお、死亡している事が確実な場合には、遺体の服の着替えや移動、部屋の中の整理などをすると警察に疑われてしまうので、できるだけ避けた方がよいでしょう。