生前整理

終活をする意味

遺言書

最近、終活を行う人が増えてきたように思います。

終活はどうしてするの?した方がいいの?何をするの?
多くの疑問があると思います。

「死」に関して、まだ現実味を感じていない方は、
「死」に向かって準備するなんて暗そう、しんどそう、気が晴れない、などと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

終活をしている方は、終活のどんなところに
意味を見出しているのでしょうか。

終活で片付けや生前整理をしていると
亡くなられた後、ご遺族が助かりますね。

遺言などを書いておくと、揉め事にならずに済むかもしれません。

葬儀の事に関して決めておくことも、ご遺族の助けになります。

お話しは変わりますが、
家族が植物状態になってしまったり、亡くなられた時に
ご家族が後悔することは、本人にとってこれでよかったのか、
ということだそうです。

例えば、延命治療をするかしないか、
という問題がその典型です。

本人に聞くことはできず、答えが出ないものなので
ご家族はずっと、もやもやを抱えていくことになります。

終活において、ご遺族に面倒がかからないようにすることも
もちろん大切です。
ご自身の生き方を見つめ直すことも、もちろん大切です。
ご自身でお墓を決めておくことも良いでしょう。

ですが、一番は誰もが後悔しないようにすること。
ご自身が思うことをご家族に共有することに、
終活の意味があるのではないでしょうか。

遺品整理やお墓を決めることは確かに大変なことで、
終活によって負担を減らせるかもしれません。

でも、それが本当にご家族のしてほしいことなのでしょうか?
終活を自己満足で終わらせないようにしませんか?