自死,自殺,生活感の残る部屋,

こんにちは。特殊清掃なら専門のプロにおまかせ、ココピアの藤原です。

ご遺族が見やすいように

今回は非常に悲しい現場からのご報告です。

いつも色々と思うことがある、自死の現場。

亡くなられたのはまだ若い、20歳の女性でした。

生活感の残る部屋

現場としてはそれほど悲惨な状態ではありません。

多少服などが散乱し荒れてはいましたが、ごく普通の生活感のある若い女性のお部屋という印象でした。

 

直接ご両親にもお会いし、話を聞きました。

特に予兆はなかったそうで、青天の霹靂とおっしゃっておられました。

「かしこまりました。後は私たちにおまかせください。またご連絡いたします。」

生活感の残る遺品たち

1Kの1人暮らし。

バイト先の制服。大学の講義予定が書かれたスケジュール帳。友達とのやりとりを書いた日記。

まだ生きているかのような生活感の残るご遺品たちに、何とも言えない感情が沸き起こります。

「この状況で自分たちに何ができるのか」

すべての服をたたみ持ち帰りやすいように

それをスタッフみんなで考えた結果、

「今回はご両親が見やすいように服はすべてたたんで、思い出の品も細かく細かく仕分け(時計は時計だけ、キーホルダーはキーホルダーだけetc)して、お渡ししてみよう。少しでも見てもらいやすくして、形見として遺してもらえるように。」

ご遺品を搬出する時間よりも、ご両親に遺してもらうための仕分けの方に時間をかけました。

綺麗になったお部屋

お引渡しの日。

僕は少し早めに現場に行き、綺麗になったお部屋の真ん中で故人が最期を遂げた方角を見ながら、話をしました。

「○○ちゃん。色々あったと思う。やりきれない思いもたくさんしたんだろう。仲が良い親だからこそ余計な心配はかけたくないと悩みは言えなかったんだろう。もっと何か方法があったんじゃないか…周りも僕もそう思ってしまうのは確かだ。でも僕は君の選択を否定はしない。だって君が1番悩んで苦しんで出した答えなんだから。だからいい。ただ、君を心から想ってくれているご両親がいるんだ。だから、そこからでいい。天からお二人のことを見守ってやってくれ。そして、こっちで苦しんだ分、そっちで必ず自分の思う幸せをつかむんだぞ。わかったな?」

一通り話した後、僕の目からは自然に涙が流れていました。

整理されたご遺品たち

その後、ご両親が来られ、綺麗に仕分けられた遺品を見て

「ここまで綺麗にしてくれて、娘も安心しているのではないかと思います。本当にありがとうございました。」

悲しい気持ちを抑え、これは結構です、これは持って帰ります、と仕分けていくご両親。

「まったく、せっかく買ってやったのに大事にしてないな」

私たちがいたこともあり、一生懸命気丈に振る舞っておられましたが、その時のお顔は忘れられません。

幸せにな

今でもその現場の近くを通ると彼女のことを思い出します。そして、声を掛けます。

「元気でいるか?幸せにしてるか?また来るから、いい報告聞かせてな。」

 

正直な気持ち、自分より若い人たちが自ら命を絶つというのはすごく悲しいです。

そのご遺品を片付けることは故人の歴史・最期を見届けるという重責を担うことです。

 

私たちにできることは限られています。

でもきっと私たちだからこそできることもたくさんあるはず。

その使命を胸に、今日も現場に向かいます。


 

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