高齢者の孤独死が社会的な問題となっていますが、核家族化と一人暮らしが増え、高齢化社会となれば、割り切った言い方をすれば高齢者が孤独死を迎えることは何ら珍しいことではありません。
問題は、倒れてから誰にも発見されないまま月日が過ぎること、死の前に緊急連絡が取れれば助かったかもしれないということなのです。

亡くなった方の原因の大半は、急な身体の変化からくる発作や、のどに物を詰まらせたが自力で取り出せなかったり、湯船に浸かったまま気を失ってしまったり、身体がよろけてそのまま床などに強打し意識が不明になったというようなものです。

人によっては周りに心配をかけないように余計なことは話さないということもあります。
そういう時は声ではなく表情を見ることが大事です。
もし何かあったら遠慮なくおっしゃってくださいという声掛けも役立ちます。
いずれにしても早期の発見が重要ですから、そのための工夫が必要です。

町によっては緊急連絡ラインを用意しているところもあります。
ご家族が遠隔地から無事かどうかを確認する仕組みもあります。
そのようなことを含め、家族中で、そしてご近所中でご本人のお気持ちを大事にしながら対応することが望まれます。