生前、故人と親しかった方にご遺品の一部を分ける形見分けには、いくつか守るべきマナーがありますので、マナーに反しない方法で適切に行ってください。

まず第一に時期ですが、必ず法要が終わったあと、仏式ならば四十九日明けに行います。
神式やキリスト教など他の宗教でも1ヶ月ほど法要の期間をあけてから形見分けをしましょう。

また基本的には目上の人には渡さないという決まりがあります。
これは本来、形見分けは目上から目下の人へと渡されるものだったためです。

しかし、最近ではこだわる人も少なくなっており、目上の人であっても故人との関係や、相手の強い希望があれば形見を分けるケースが増えています。
形見の品はよく手入れを行ってから渡しましょう。

特に生前に故人が使用していたものは丁寧に清掃をしておいてください。
贈り物ではないのでプレゼントのように包装などはせず、半紙や風呂敷に包んで渡します。

渡す形見は日用品やコレクションの一部など、実用性や小物、共通の趣味の品が多く選ばれる傾向があります。
あまりにも高価なものは形見分けとして不適切ですし、後にトラブルになることもありますので避けるようにしましょう。