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うつ、ストレス、自死…見つめる胸の内

うつ、ストレス、悩み

現代の日本はストレスが多い社会になってきているために、
精神疾患になってしまう人がとても多いです。

対人恐怖症になり、外出すらできなくなる人もいらっしゃいます。

「恥の文化」が根強い日本。弱みを他人に話すことができない人は多いのではないでしょうか。

それが良い方向に向かえば、全体の調和が生まれます。

しかし悪い方向に向かえば、要求で頭が一杯になったり精神的なプレッシャーに押しつぶされてしまったりする。

そして知らず知らずのうちに、寝られないとか、
会社にいけないなどの症状がでてきて、
病院にいくとうつ病という診断をくだされるのです。

現代社会では絶対にうつにならないなんて、もしかしたら無理かもしれません。誰が、いつ、どのように心が変化してもおかしくないほどに、世の中は目まぐるしく変化しているからです。

私たちは様々な現場で、心を蝕まれ、自ら逝く道を選んだ方を多く見てきました。
若い方、働き盛りの方、介護に疲れた方…
理由は人それぞれにありました。

それを否定することはできません。
その時に私たちができることは、ただその人を見つめ、受け止め、見送ってあげることだけなのですから。

でも、思います。
誰かにもう少し、心を開いてくれていたら…そう思うとやり切れない気持ちになって、僕は男ですが、思わず現場で泣いてしまったこともあります。

自分の弱いところを知って、受け入れるということ。
自分を認めてはじめて、人を認めることができる。

そんなことは頭では分かっている。
それでも人は、悩んでしまう生き物です。

大事なことに去ってから気付く。
大切なことを失ってから見付ける。

でも、後悔があるから、人間なのかもしれません。
後悔があるから、成長するのかもしれません。
弱いから、強くなれるのかもしれません。

みんな、悩んで当たり前。
みんな、必死に隠しているだけ。
みんな、一緒です。

希望、ピース

弱くたっていい。逃げたっていい。
それを忘れないで、生きて欲しいものです。
 
代表取締役 藤原明裕